第12回アジア栄養学会議(ACN2015)が平成28年度日本政府観光局 国際会議誘致・開催貢献賞(国際会議開催の部)を受賞しました。

同賞は、国際会議の誘致及び開催における優れた功績を称えることにより、国際会議の意義の普及啓発や更なる推進を図るためのものです。昨年1年間に日本で開催された会議の中で、会議運営、地域貢献等において今後の模範となる実績をあげた国際会議が対象になります。 今年度の国際会議開催の部には、ACN2015を含む7件が選出されました。

ACN2015の会場であったパシフィコ横浜での第26回国際ミーティング・エキスポ会場内で、平成28年12月6日(火)に授賞式が開催され、矢ヶ崎一三 組織委員会総務委員長が賞状と楯を受け取られました。

受賞理由は次の通りです。

  • 1. 経済的な理由などにより、代表者が参加できない国や地域があったが、新たな取り組みとしてアジア各国および地域の栄養学関連学科の代表者を招待し、それぞれの地域からの報告を行う「Country/Regional Reports」を開催した。
  • 2. 会議の最終日に市内及び近郊の施設を訪問する、小学校の給食体験など3つの教育ツアーを実施した。
  • 3. 会場周辺の商業施設や観光施設で利用できるクーポンを配布し、海外参加者の利便性を高めた。
  • 4. 市内の百貨店とパシフィコ横浜が共同で「MICEおもてなしプログラム」を企画し、日本文化体験や免税ショッピングツアーを実施することで会期中の空き時間を有効活用して、開催地での消費機会の創出や地域との交流に努めた。
受賞風景 受賞風景

ACN2015は、平成22年度日本政府観光局国際会議誘致・開催貢献賞(国際会議誘致の部)に続いての受賞です。また、本学会関連では、第22回国際栄養学会議(ICN2021)が、平成26年度の同賞(国際会議誘致の部)を受賞しています。